The scene where he touches her ankle and it's a full-scale sexual experience for her.
男がただ彼女の足首に触れるというシーンがある。それだけでも、彼女にとっては真にセクシャルな体験だという描写になっているんだ
今回のコラムは、ちょっと地味目だけれど、「今年の賞取りレースはこの人で決まり!」と言われているイギリス人俳優コリン・ファースのひと言で参りましょう。
日本でも2月26日から公開される「英国王のスピーチ」で、主役の国王ジョージ6世を演じているコリン・ファース。作品の素晴らしさもさることながら、彼の演技に対する評価が高く、これまでに英国インディペンデント映画賞、そしてゴールデン・グローブ賞で主演男優賞を獲得しており、2月27日(現地時間)に発表になるアカデミー賞でも主演男優賞の最有力候補になっております。
コリン・ファースがどんな人かと言うと…。代表作を挙げると、「イングリッシュ・ペイシェント」、「恋におちたシェイクスピア」、「ブリジット・ジョーンズの日記」(シリーズ2作)、「ラブ・アクチュアリー」、「マンマ・ミーア」、「シングルマン」と、結構な名作、人気作に出演しております。御年50歳、以前から演技には定評のある俳優さんでしたが、今回のこの作品でアカデミー賞まで獲るということになると、長年の功績が認められ一気に名優さんの仲間入り、というところでしょうか。
そんなコリン・ファースのひと言ですが、これがまたなかなか趣のある大人のひと言になっております。
The scene in Sense and Sensibility where he touches her ankle and it's a full-scale sexual experience for her.
「いつか晴れた日に」という映画で、男がただ彼女の足首に触れるというシーンがある。それだけでも、彼女にとっては真にセクシャルな体験だという描写になっているんだ
ラブシーンを素晴らしいものにする鍵は何か、という質問への「控えめが一番」という答えの一部ですが、いいでしょ、エロチックなことを言っているのに、品があるものなあ。
The scene in Sense and Sensibility(「いつか晴れた日に」という映画で)、where he touches her ankle(男がただ彼女の足首に触れるというシーンがある)と、ここまでは前段。そして and it’s a full-scale sexual experience for her(それだけでも、彼女にとっては真にセクシャルな体験)と結んでいるのですが、真にセクシャルな体験がいくつあるか分からないけれど、“a” を使ってあくまでもそれはその中のひとつですよと、さらりと言っている。大人です。ここで、“the”を使ったりすると、「それこそが真にセクシャルな体験なんだ」となってしまってガツガツした印象になりますからね。微妙な表現にこだわる人なんだ、ということがここからも分かります。
この方、この時のインタビューの続きでは、We all know that full scale humping doesn't tell any story about sex to anyone.
(ガンガン腰を振るだけのような描写では、誰にも性に関する物語を伝えることは出来ない。そんなこと、みんなもう知っているだろうけれど)
なんて過激なことを、やはりさらりと言っていたりもします。同じ full scale(真に、全面的に)という言葉を使って、かたや「精神の解放を」ぐらいのニュアンスを込め、もう一方では「ガンガン腰を振るだけ」という即物的な言い回しに置き換える。抜群な表現力です。こんな俳優さんなら、英国王を演じても説得力がある、そう思えますよね。と、今回は褒めてばかりですけれど、「英国王のスピーチ」、久しぶりに品のある、いい映画ですから、そんな人が演じているんだという思いを胸に、是非みなさんも楽しんでください。
「英国王のスピーチ」
ナチスドイツとの開戦に揺れるイギリスを舞台に、内気な王が真の王になるまでを描いた感動の実話。子供の頃から吃音に悩まされていたジョージ6世だったが、あるスピーチ矯正の専門家との出会いが彼の運命を変える。
STAFF&CAST [監督]トム・フーパー[出演]コリン・ファース、ジェフリー・ラッシュ、ヘレナ・ボナム=カーター[配給]ギャガ株式会社
2011年2月26日公開
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Vol.45 Daniel Day-Lewis
I had actually been committed to play Margaret Thatcher(実は僕がマーガレット・サッチャーを演じることになっていたんだ)
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Vol.44 Taylor Swift
I'm enjoying the flirtation(ふざけあっているだけで楽しいの)
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Vol.43 Bruce Willis
I didn't have any hope left(希望はこれっぽっちも残っていなかった)
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Vol.42 Hugh Jackman
I could be a completely different body shape right now(今頃まったく違う体形になっていただろうね)
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Vol.41 Jennifer Lopez
That's not a winning formula.(それは勝ちパターンじゃないのよ)
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Vol.40 Madonna
I'm a mess.(身体はガタガタよ)
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Vol.39 Catherine Zeta-Jones
They are musically well-rounded.(彼ら、音楽的にはひと通りなんでもいけるの)
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Vol.38 Julia Roberts
I look for people who will be honest and not beat around the bush.(遠まわしなのはダメ、正直に接してくれる人を求めてしまう)
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Vol.37 Scarlett Johansson
People can't actually say the whole name?(私のフルネームを言えなくなっちゃったわけ?)
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Vol.36 Anne Hathaway
That is a code word for ‘fat’ in Hollywood.(それって、ハリウッドでは“おデブ”だって暗に言われていることになるのよ)
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Vol.35 Lady Gaga
I've begun to cherish my loneliness.(孤独をいとおしく思う、そうなってしまったのね)
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Vol.34 Johnny Depp
I was messed with no end.(俺だって、とことんイジめられていたからね)
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Vol.33 Cameron Diaz
She is completely uncensored(彼女ったら、言いたいことは全部はっきり言ってしまうの)
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Vol.32 Robert Downey, Jr.
that to me is 50 times more important than an Oscar(オスカーを手にするより、50倍も重要なこと)
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Vol.31 Whitney Houston
You get to a point where you know the party is over.(パーティーは終わりなんだって、分かってしまう時が来るものなの)
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Vol.30 Kirsten Dunst
That's a weird dichotomy.(おかしな二分法でしょ)
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Vol.29 Sandra Bullock
I was perfectly content to be permanently broken.(もう永遠に壊れたままでいいって思っていたわ)
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Vol.28 Leonardo DiCaprio
The next chapter of my life is called ‘family’.(人生の次の章、題名をつけるとしたら『家族』だね)
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Vol.27 Halle Berry
everybody has secrets!(誰にだって秘密はあるのよ!)
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Vol.26 Tom Cruise
Sign your own checks. (人任せにするな!)
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Vol.25 Jackie Chan
I'm not Superman.(僕はスーパーマンじゃないからね)
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Vol.24 Nicole Kidman
I'm very driven by falling in love.(私は愛に突き動かされているの)
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Vol.23 Milla Jovovich
Male Actors are conceited prima donnas!!(男優なんてみんな、うぬぼれ屋のプリマドンナなのよ!)
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Vol.22 Orlando Bloom
I don't want to take myself seriously(自分自身に関してはムキにならないようにしているんだ)
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Vol.21 Beyoncé
My life was award shows and tour buses and hotels.(授賞式とツアーバスとホテル暮らし、それが私の人生だった)
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Vol.20 Jessica Alba
the physical lasts for maximum, two years(肉体の魅力なんて、もって最大2年ね)
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Vol.19 Ken Watanabe
Four days a week I cook at home.(週に四日は、家で自分で料理を作ります)
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Vol.18 Brad Pitt
I grew up in the buckle of the Bible Belt.(僕は非常に信仰心の強い地域のど真ん中で育ったんだぜ)
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Vol.17 Nicolas Cage
I like to stay in touch with the people I love.(愛している人たちと繋がっていたいからね)
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Vol.16 Emma Watson
I have lived in a complete bubble.(まったくとりとめのない絵空事の中で暮してきたようなものね)
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Vol.15 George Clooney
I don't like to share my personal life(私生活を誰かと共有しようなんて思わない)
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Vol.14 Lady Gaga
My horns come out(角が生えてくるの)
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Vol.13 Penélope Cruz
Euphoria comes over you.(アッチの世界に行っちゃう、っていう感じ)
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Vol.12 Avril Lavigne
hey, why not?(まあ、それでいいじゃん!)
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Vol.11 Matt Damon
Men don’t have a chance.(僕たち男に勝ち目はないね)
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Vol.10 Christian Bale
This is unemployment, this is all this is.(失業中ってことだよ。それ以上でも、それ以下でもないさ)
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Vol.9 Johnny Depp
I feel like I've been beaten down like some pathetic harp seal.(コテンパンにやられた気分さ。可哀想なタテゴトアザラシにでもなった気分だね)
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Vol.8 Colin Firth
it's a full-scale sexual experience for her(彼女にとっては真にセクシャルな体験だという描写になっているんだ)
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Vol.7 Natalie Portman
Point Shoes are torture devices.(トウシューズは拷問器具以外の何物でもないわ)
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Vol.6 Shia LaBeouf
It makes the job easier, full stop, when you like the person you’re working with.(相手が好きな人なら、仕事はずっとやりやすい)
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Vol.5 Lady Gaga
It is a promising morning when your eyelash falls in your Folgers.(朝、飲んでいたコーヒーにまつげが落ちるなんて、今日は期待できる一日ね!)
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Vol.4 Daniel Radcliffe
People think when you’re famous you’re going to be cool. I’m not…(みんな、有名人だからクールだって思うんだよね…でも僕は、そうじゃない…)
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Vol.3 Rupert Grint
I wasn’t prepared for the tears!(涙が出るとは思っていなかったんだ)
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Vol.2 Tom Cruise
You need to have a thick skin in this business.(面の皮が厚くないと、この業界はつとまらないね)
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Vol.1 Cameron Diaz
there is Tom Cruise on the hood with a gun, that's pretty funny(銃をもったトム・クルーズがボンネットの上に乗っかっているのよ。かなり可笑しいでしょ)






