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しぶ【渋】 の意味

  1. 渋い味。「渋を抜く」
  1. 柿渋」の略。「渋をひく」
  1. 栗の実などの外皮の内側にある渋みをもった薄い皮。渋皮。
  1. 物からしみ出る赤黒い液体。
  1. 水などのあか。さび。水渋 (みしぶ) 。「渋鮎 (あゆ) (=サビアユ)」
  1. 割に合わないこと。また、それを不満とする気持ち。
    • 「まさかに―の出るやうな乱暴もして歩かぬが」〈伎・上野初花

しぶ【渋】の慣用句

  1. 渋が抜ける
    • 言動が洗練される。あかぬけする。「―・けて都会風になる」
  1. 渋を食う
    • 割に合わない目にあう。とがめを受ける。
      「船の内から―・って、縛られてもつまらねえ」〈滑・八笑人・五〉
  • しぶ【渋】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・僕は番茶ののついた五郎八茶碗を手にしたまま、勝手口の外を塞いだ煉瓦塀の苔を眺めていた。

      芥川竜之介「彼」

    • ・・・と念のためいってみて、瞬した、目がそう。

      泉鏡花「海異記」

    • ・・・骨組の逞ましい、この女の足袋は、だふついて汚れていた……赤ら顔の片目眇で、その眇の方をト上へ向けてのついた薄毛の円髷を斜向に、頤を引曲げるようにして、嫁御が俯向けの島田からはじめて、室内を白目沢山で、虻の飛ぶように、じろじろと飛廻しにみま・・・

      泉鏡花「革鞄の怪」