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あ‐いつ【奴】 の意味

  1. [代]《「あやつ」の音変化》
  1. 三人称の人代名詞。第三者を軽蔑 (けいべつ) して、または親しみの気持ちを込めてぞんざいに言う語。あのやつ。やつ。「彼奴はそういう奴だ」
  1. 遠称の指示代名詞。遠くのもの、または話し手・聞き手がすでに知っているものをさして、ややぞんざいに言う語。あれ。「彼奴をとってくれ」
  • あ‐いつ【奴】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・ 彼の述懐を聞くと、まず早水藤左衛門は、両手にこしらえていた拳骨を、二三度膝の上にこすりながら、「彼奴等は皆、揃いも揃った人畜生ばかりですな。

      芥川竜之介「或日の大石内蔵助」

    • ・・・三の烏 あれほどのものを、持運びから、始末まで、俺たちが、この黒い翼で人間の目から蔽うて手伝うとは悟り得ず、薄の中に隠したつもりの、彼奴等の甘さが堪らん。

      泉鏡花「紅玉」

    • ・・・……彼奴猛獣だからね。

      泉鏡花「七宝の柱」