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い‐き〔ヰ‐〕【遺棄】 の意味

  1. [名](スル)
  1. 捨てて顧みないこと。置き去りにすること。委棄。「死体を遺棄する」
  1. 民法上、夫婦または養子縁組の当事者が、同居・扶助・扶養などの義務を怠ること。悪意によるものは、離婚・離縁の原因とされる。
  1. 刑法上、遺棄罪となる行為。

い‐き〔ヰ‐〕【遺棄】の慣用句

  1. いきざい【遺棄罪】
    • 保護責任者でない者が、老人・幼児・障害者や保護の必要な傷病人を、あえて移送や隔離するなどして保護のない状態にする罪。刑法第217条が禁じ、1年以下の懲役に処せられる。単純遺棄罪。→保護責任者遺棄等罪
  1. いきちしざい【遺棄致死罪】
  1. いきちししょうざい【遺棄致死傷罪】
  1. いきちしょうざい【遺棄致傷罪】
  1. いきとうちししょうざい【遺棄等致死傷罪】
  • い‐き〔ヰ‐〕【遺棄】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・私は腑甲斐ない一人の私を、人里離れた山中へ遺棄してしまったことに、気味のいい嘲笑を感じていた。

      梶井基次郎「冬の蠅」

    • ・・・あるときは岬の港町へゆく自動車に乗って、わざと薄暮の峠へ私自身を遺棄された。

      梶井基次郎「闇の絵巻」

    • ・・・浜田はそれまで、たび/\戦場に遺棄された支那兵が、蒙古犬に喰われているのを目撃してきていた。

      黒島伝治「前哨」