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じゅう‐まん【充満】 の意味

  1. [名](スル)
  1. 一定の空間などに、あるものがいっぱいにみちること。「煙が室内に充満する」「民衆の間に不平が充満する」
  1. 満ち足りること。満足。
    • 「子息の昇進、天下の執権、この―のありさまに」〈愚管抄・五〉
  1. 腹いっぱいになること。満腹。
    • 「其方へ参り、斎 (とき) をもたべ、―致いてはござれども」〈虎寛狂・布施無経
  • じゅう‐まん【充満】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・この薄暗い内陣の中には、いつどこからはいって来たか、無数の鶏が充満している、――それがあるいは空を飛んだり、あるいはそこここを駈けまわったり、ほとんど彼の眼に見える限りは、鶏冠の海にしているのだった。

      芥川竜之介「神神の微笑」

    • ・・・同時に又天下に充満した善男善女の地上楽園である。

      芥川竜之介「侏儒の言葉」

    • ・・・その日は夏の晴天で、脂臭い蘇鉄のにおいが寺の庭に充満しているころだったが、例の急な石段を登って、山の上へ出てみると、ほとんど意外だったくらい、あの大理石の墓がくだらなく見えた。

      芥川竜之介「樗牛の事」