• で始まる
  • で一致する
  • で終わる
  • を説明文に含む
  • を見出しに含む

しゅ‐しょう【殊勝】 の意味

  1. [形動][文][ナリ]
  1. とりわけすぐれているさま。格別。
    • 「相談したれど別に―なる分別も出でず」〈露伴五重塔
  1. 心がけや行動などが感心なさま。けなげであるさま。「親に心配をかけまいとする殊勝な気持ち」「いやに殊勝なことを言う」
  1. 神々しいさま。心打たれるさま。
    • 「いつもよりも一しほ今日は―には覚えぬか」〈虎明狂・釣針
  1. [派生]しゅしょうがる[動ラ五]しゅしょうさ[名]

しゅ‐しょう【殊勝】の慣用句

  1. しゅしょうがお【殊勝顔】
    • 殊勝な顔つき。神妙な表情。
  • しゅ‐しょう【殊勝】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・たとえこごえ死にに死にはするともここ一足も動きませんと殊勝な事を申しましたが、王子は、「そんなわからずやを言うものではない。

      有島武郎「燕と王子」

    • ・・・A 殊勝な事を言う。

      石川啄木「一利己主義者と友人との対話」

    • ・・・麝香入の匂袋ででもある事か――坊は知るまい、女の膚身を湯で磨く……気取ったのは鶯のふんが入る、糠袋が、それでも、殊勝に、思わせぶりに、びしょびしょぶよぶよと濡れて出た。

      泉鏡花「絵本の春」