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しゅつ‐ごく【出獄】 の意味

  1. [名](スル)囚人が身体の拘束を解かれ、牢獄刑務所拘置所から出ること。法律上は「釈放される」などの語を用いる。出所。出牢。「刑期を終えて出獄する」⇔入獄
  • しゅつ‐ごく【出獄】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・宿帳には下手糞な字で共産党員と書き、昨日出獄したばかりだからとわざと服装の言訳して、ベラベラとマルキシズムを喋ったが、十年入獄の苦労話の方はなお実感が籠り、父親は十年に感激して泣いて文子の婿にした。

      織田作之助「実感」

    • ・・・という日を、まるで溺れるものが掴む藁のように、いや、刑務署にいる者が指折って数える出獄日のように、私は待っていた。

      織田作之助「終戦前後」

    • ・・・のはじめも、父の葬儀のため市ヶ谷刑務所から仮出獄したわたしが再び刑務所に戻って、裸にされて青い着物を着たときの事情が、わかりにくくかかれている。

      宮本百合子「あとがき(『宮本百合子選集』第五巻)」