常住坐臥の解説 - 学研 四字熟語辞典

日常、座っているときでも寝ているときでも、いつも。ふだんの生活で。四六時中。
注記
「常住」は、歩くことと立ち止まることの意の「行住ぎょうじゅう」の誤用。本来の意味は、一定の場所に住むこと。「坐臥」は、座ることと横になって寝ること。
用例
そこへのっそり入って来た槇三は窓よりの廊下の椅子にかけ山を眺めた。彼は常住坐臥あまり人間のことなど考えていそうでもなく、自然の動きと数の組み合せだけ考えつづけているためか、惑いのない動かぬ独特な微笑を湛たたえていた。〈横光利一・旅愁〉

常住坐臥の解説 - 小学館 デジタル大辞泉

《「行住 (ぎょうじゅう) 坐臥」と混同して用いられるようになった語》すわっているときも横になっているときも、いつも。また、ふだん。平生。副詞的にも用いる。「—忘れない」「—心掛けていること」

出典:青空文庫

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