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しん‐しゃく【×斟酌】 の意味

  1. [名](スル)《水や酒をくみ分ける意から》
  1. 相手の事情や心情をくみとること。また、くみとって手加減すること。「採点に―を加える」「若年であることを―して責任は問わない」
  1. あれこれ照らし合わせて取捨すること。「市場の状況を―して生産高を決める」
  1. 言動を控えめにすること。遠慮すること。「―のない批評」
  • しん‐しゃく【×斟酌】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・ なおこの土地に住んでいる人の中にも、永く住んでいる人、きわめて短い人、勤勉であった人、勤勉であることのできなかった人等の差別があるわけですが、それらを多少斟酌して、この際私からお礼をするつもりでいます。

      有島武郎「小作人への告別」

    • ・・・ いかに孝女でも悪所において斟酌があろうか、段々身体を衰えさして、年紀はまだ二十二というのに全盛の色もやや褪せて、素顔では、と源平の輩に遠慮をするようになると、二度三度、月の内に枕が上らない日があるようになった。

      泉鏡花「葛飾砂子」

    • ・・・…… すべて、いささかも御斟酌に及びません。

      泉鏡花「革鞄の怪」