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アイヌ

  1. 《アイヌ語で人の意》北海道を中心に日本列島北部、樺太 (からふと) (サハリン)・千島(クリル)列島などに居住する民族。伝統的に狩猟・漁労・採集を主とする自然と一体の生活様式をもち、吟誦形式の叙事詩ユーカラが伝わる。室町時代から和人との交渉が生じ、江戸時代には松前藩や商人などに従属を余儀なくされ、明治以後は、同化政策のもとで言語など固有の慣習や文化の多くが破壊され、人口も激減した。
  1. [補説]平成9年(1997)北海道旧土人保護法を廃止してアイヌ文化振興法が成立。平成19年(2007)先住民族の権利に関する国際連合宣言を採択。平成20年(2008)6月、政府にアイヌの人々を先住民族として認めることを求めた国会決議が衆参両院で採択される。
  1. アイヌご【アイヌ語】
    • アイヌの言語。文字をもたず、系統について諸説ある。母音は日本語と同じ五母音で、子音は少なく、有声無声の対立はない。時制の区別はなく、動詞や名詞に人称を示す接辞がつく。
  1. アイヌしんぽう【アイヌ新法】
  1. アイヌたちつぼすみれ【アイヌ立壺菫】
    • スミレ科の多年草。タチツボスミレの近縁種。高さ約20センチ。葉は心臓形。初夏、紫色の花が咲く。北海道、本州北部に分布。
  1. アイヌぶんかしんこうほう【アイヌ文化振興法】
    • 《「アイヌ文化の振興並びにアイヌの伝統等に関する知識の普及及び啓発に関する法律」の通称》アイヌの民族としての誇りを尊重し、アイヌ語、その音楽・舞踊・文学・工芸などの振興を図り、かつそれらについての調査研究、知識の普及を目的とする法律。平成9年(1997)成立、施行。これに伴い、明治32年(1899)制定の北海道旧土人保護法は廃止。アイヌ新法。
  1. アイヌみんぞくはくぶつかん【アイヌ民族博物館】
    • 北海道白老郡白老町のポロト湖畔にある、アイヌ文化の保存・研究・紹介などのための博物館。昭和59年(1984)開設。資料を展示する本館のほか、家並みを再現した野外展示場がある。ポロトコタン(アイヌ語で「大きい湖の集落」の意)ともよばれる。