• で始まる
  • で一致する
  • で終わる
  • を説明文に含む
  • を見出しに含む

すい‐か〔‐クワ〕【西×瓜/水×瓜】 の意味

  1. 《「すい(西)」は唐音》ウリ科の蔓性 (つるせい) の一年草。地をはい、夏、淡黄色の雄花と雌花とを開く。実は球形や楕円形で大きい。果肉は水を多く含んで甘く、赤・黄などの色のものがある。アフリカの原産で、品種が多い。日本へは江戸時代の初めごろ中国から渡来したといわれる。 実=秋 花=夏》「畠から西瓜くれたる庵主かな/太祇

すい‐か〔‐クワ〕【西×瓜/水×瓜】の慣用句

  1. すいかきりほうちょう【西瓜切り包丁】
    • スイカを切るための包丁。菜切り包丁に似るが刃が大きく長い。
  1. すいかとう【西瓜糖】
    • スイカの果汁を煮詰めて濃縮したもの。利尿作用がある。
  1. すいかわり【西瓜割(り)】
    • 目隠しをして、棒や竹ざおなどで前方に置いたスイカを打ち割る遊び。 夏》
  • すい‐か〔‐クワ〕【西×瓜/水×瓜】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・私は今でもその若主人が、上布の肩から一なすり墨をぼかしたような夏羽織で、西瓜の皿を前にしながら、まるで他聞でも憚るように、小声でひそひそ話し出した容子が、はっきりと記憶に残っています。

      芥川竜之介「妖婆」

    • ・・・あの低い松の枝の地紙形に翳蔽える葉の裏に、葦簀を掛けて、掘抜に繞らした中を、美しい清水は、松影に揺れ動いて、日盛にも白銀の月影をこぼして溢るるのを、広い水槽でうけて、その中に、真桑瓜、西瓜、桃、李の実を冷して売る。

      泉鏡花「瓜の涙」

    • ・・・ 小児のつかった、おかわを二階に上げてあるんで、そのわきに西瓜の皮が転がって、蒼蠅が集っているのを視た時ほど、情ない思いをした事は余りありません。

      泉鏡花「木の子説法」