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せき‐ばらい〔‐ばらひ〕【×咳払い】 の意味

  1. [名](スル)存在を示そうと、わざと咳をすること。また、その咳。こわづくり。「咳払いして席に着く」
  • せき‐ばらい〔‐ばらひ〕【×咳払い】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・暗い敷台の上には老師の帰りを待っているかのように革のスリッパが内へ向けて揃えられてあり、下駄箱の上には下駄が載って、白い籐のステッキなども見えたが、私の二度三度の強い咳払いにも、さらに内からは反響がなかった。

      葛西善蔵「父の出郷」

    • ・・・昔自分に親しかったある老人は機嫌が悪いと何とも云えない変な咳払いをしては、煙管の雁首で灰吹をなぐり付けるので、灰吹の頂上がいつも不規則な日本アルプス形の凸凹を示していた。

      寺田寅彦「喫煙四十年」

    • ・・・緊張した時には咳払いをしなければ声が出にくいのは誰も知る通りである。

      寺田寅彦「電車と風呂」