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せっ‐けん〔セキ‐〕【石×鹸】 の意味

  1. 洗剤の一種で、ふつう、ステアリン酸パルミチン酸など高級脂肪酸ナトリウム塩またはカリウム塩。動植物の油脂を苛性 (かせい) アルカリで鹸化するか、脂肪酸をアルカリで中和して作る。水溶液は水の表面張力を低下させ、起泡・乳化力をもち洗浄作用を示す。広くは金属石鹸なども含めていい、脂肪酸・樹脂酸・ナフテン酸などの金属塩の総称。洗濯・化粧・薬用・工業用などに使う。シャボン。

せっ‐けん〔セキ‐〕【石×鹸】の慣用句

  1. せっけんせき【石鹸石】
  • せっ‐けん〔セキ‐〕【石×鹸】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・そこへ客か何か来たのであろう、鶴よりも年上の女中が一人、湯気の立ちこめた硝子障子をあけると、石鹸だらけになっていた父へ旦那様何とかと声をかけた。

      芥川竜之介「少年」

    • ・・・それが濡手拭と石鹸の箱とをそっと胸へ抱くようにして、何が怖いのか、往来の右左へ心配そうな眼をくばりましたが、すぐに新蔵の姿を見つけたのでしょう。

      芥川竜之介「妖婆」

    • ・・・今後私の生活がいかように変わろうとも、私は結局在来の支配階級者の所産であるに相違ないことは、黒人種がいくら石鹸で洗い立てられても、黒人種たるを失わないのと同様であるだろう。

      有島武郎「宣言一つ」