」の濁音歯茎の有声破裂子音[d]と母音[a]とからなる音節。[da]

野球やゴルフなどで、ボールを打つこと。打撃。「—のチーム」

易の八卦 (はっけ) の一。算木の形に表す。沢や少女にかたどり、方位では西に配する。

[名]荷役に使う馬。駄馬。
    1. 「—一疋を給はせよ」〈大鏡・道長下〉

[接頭]名詞に付いて、値うちのないもの、つまらないもの、粗悪なものなどの意を表す。「—菓子」「—じゃれ」
[接尾]助数詞。馬1頭に負わせる荷物の量を1駄として、その数量を数えるのに用いる。江戸時代には36貫(約135キロ)を定量とした。
    1. 「旦那はお駕 (かご) かおむまか。お荷物はいく—ほどござります」〈滑・膝栗毛・三〉

平安時代からの、さいころを使った遊戯の一。さいの目の大小勝敗を決める。

「宮にも、殿上人集まりて—打ち、遊びするに」〈宇津保・あて宮〉

[助動][だろ|だっ・で|だ|(な)|なら|○]《連語「である」の音変化形「であ」がさらに音変化したもの》名詞、準体助詞「の」などに付く。
  1. 断定する意を表す。「今日は子供の誕生日」「学生は怠けるべきはない」「熱が高いのなら会社を休みなさい」

    1. 「それも遅ければきかない物ぞ」〈雑兵物語・上〉

  1. 終止形「だ」を間投助詞的に用いて、語調を強める意を表す。「それは、お前が悪いんだよ」→だろうのだ

[補説]現代語「だ」は室町時代以来の語で、関西の「じゃ(ぢゃ)」に対し、主として関東で使われた。「だ」が用いられる文体は「である」とともに常体とよばれ、敬体の「です」「であります」と対比される。「だ」の未然形・仮定形は、動詞・形容詞・助動詞「れる・られる・せる・させる・た・たい・ない・ぬ・らしい」などの終止形にも付く。連体形の「な」は、形式名詞「はず」「もの」などや、「の」「ので」「のに」に連なる場合に限って使われる。
[助動]助動詞「た」が動詞連用形撥音便、およびイ音便に付く場合の音変化。「読ん」「呼ん」「泳い」→[助動]
[接尾]助数詞。
  1. 枝についている花ぶさを数えるのに用いる。「万—の桜」

  1. 雲や山など、かたまりになっているものを数えるのに用いる。

    1. 「四五—の山の雨に粧へる色、両三行の雁の雲に点ずる秋」〈和漢朗詠・上〉

じゃ

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