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いっ‐さん【一×盞】 の意味

  1. 一つのさかずき。
  1. 1杯の酒や水。また、それを飲むこと。「―を傾ける」「―の水」
  • いっ‐さん【一×盞】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・「と云うのはある日の事、私はやはり友人のドクトルと中村座を見物した帰り途に、たしか珍竹林主人とか号していた曙新聞でも古顔の記者と一しょになって、日の暮から降り出した雨の中を、当時柳橋にあった生稲へ一盞を傾けに行ったのです。

      芥川竜之介「開化の良人」

    • ・・・ 向島のうら枯さえ見に行く人もないのに、秋の末の十二社、それはよし、もの好として差措いても、小山にはまだ令室のないこと、並びに今も来る途中、朋友なる給水工場の重役の宅で一盞すすめられて杯の遣取をする内に、娶るべき女房の身分に就いて、忠告・・・

      泉鏡花「政談十二社」

    • ・・・が、一盞献ずるほどの、余裕も働きもないから、手酌で済ます、凡杯である。

      泉鏡花「燈明之巻」