付け／附け（つけ）とは？意味・読み方・使い方

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つけ【付け／^▽附け】
の解説

［名］

１支払い請求書。勘定書き。書きつけ。「会社に—を回す」

２その場で支払わないで店の帳簿につけさせておき、あとでまとめて支払うこと。また、その支払い方法。「—で飲む」「—がきく」

３運。つき。つごう。
1. 「途中から—が悪 (わり) いから」〈魯文・西洋道中膝栗毛〉

４（ふつう「ツケ」と書く）歌舞伎で、立ち回り・駆け足・打擲 (ちょうちゃく) の音などを表現し、また見得 (みえ) を印象づけるため、舞台上手の横で、役者の動作に合わせて板を拍子木に似た柝 (き) で打つこと。また、その拍子。上方では「かげ」という。付け拍子。

５「付け帳」の略。

６手紙。
1. 「此中 (こんぢう) —をよこした女 (あま) よ」〈滑・浮世床・初〉

［接尾］動詞の連用形に付いて、いつもそうしている、…しなれている、などの意を表す。「掛かり—の医者」

類語

出典：デジタル大辞泉（小学館）

付けのカテゴリ情報

出典：デジタル大辞泉（小学館）

［演劇・映画］の言葉

［歌舞伎・浄瑠璃］の言葉

付けの前後の言葉

付けの例文(49)

出典：青空文庫

･･･二人の土工に、取って附けたような御時宜をすると、どんどん線路伝い･･･芥川竜之介「トロッコ」
･･･る小作人の小屋は、貸附けを受けた当時とどれほど改まっているだろう･･･有島武郎「親子」
･･･じゅうが起きて明りを附けた。窓の外は、まだ青い夜の霧が立ち籠めて･･･著:アルチバシェッフミハイル・ペトローヴィチ訳:森鴎外「罪人」

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