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つげ【黄楊/柘植】 の意味

  1. ツゲ科の常緑低木。関東以西の山地に自生。葉は対生で密につき楕円形で小さく堅い。春、淡黄色の小花が群生する。材は緻密 (ちみつ) で堅く櫛 (くし) ・印材や将棋の駒などに用いられる。ほんつげ。朝熊 (あさま) つげ。 花=春》
  • つげ【黄楊/柘植】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・晩年大河内子爵のお伴をして俗に柘植黙で通ってる千家の茶人と、同気相求める三人の変物揃いで東海道を膝栗毛の気散じな旅をした。

      内田魯庵「淡島椿岳」

    • ・・・あたりを片付け鉄瓶に湯も沸らせ、火鉢も拭いてしまいたる女房おとま、片膝立てながら疎い歯の黄楊の櫛で邪見に頸足のそそけを掻き憮でている。

      幸田露伴「貧乏」

    • ・・・ その植木屋も新建ちの一軒家で、売り物のひょろ松やら樫やら黄楊やら八ツ手やらがその周囲にだらしなく植え付けられてあるが、その向こうには千駄谷の街道を持っている新開の屋敷町が参差として連なって、二階のガラス窓には朝日の光がきらきらと輝き渡・・・

      田山花袋「少女病」