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[格助]《格助詞「」または「とて」の音変化とも》名詞、名詞的な語に付く。
  1. 引用する語、または文の下に付いて、次に来る動作作用内容を表す。…と。「金を貸してくれ—頼まれた」「読書しろ—言われた」

  1. 上の語または文が、次に来る語の内容説明であることを表す。…という。「山田様—方ご存じですか」「用—ほどじゃない」

[係助]名詞、名詞的な語に付く。
  1. ある事柄話題として取り上げて示す意を表す。…は。…というのは。「あなた—親切な人ね」「彼—だれのこと」

  1. 相手質問命令依頼などを受けて、それを話題として示す意を表す。…と言われても。「今さら変更する—、急に困るね」「どうするか—、決まってるだろ」

[終助]文末の種々の語に付く。
  1. 他から聞き及んだ話を伝える意を表す。…ということだ。…そうだ。「君、委員になったんだ—ね」「彼も行きたい—」

  1. 上昇のイントネーションを伴って)相手の言葉を受けて反問する意を表す。「えっ、なんだ—」「なにっ、知らない—」

  1. (「かって」の形で)反語の意を表す。「こんなまずいもの食えるか—」「だれが言うことを聞くか—」

  1. 自分の気持ちを主張する意を表す。「そんなこと知ってる—」「わかってるよ、もう言うな—」→たって[接助]

[補説]「って」は打ち解けた対話にだけ用いられる。語源については、係助詞「とて」の促音添加、「という」「というのは」の音変化などとして扱うこともある。また、形容詞、形容詞型助動詞の連用形につく「って」は、接続助詞「」の変化したもので、とは異なる。

出典:gooニュース

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