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てん‐しん【天真】 の意味

  1. [名・形動]自然のままで飾りけのないこと。無邪気なこと。また、そのさま。
    • 「―に大口あけて飯を頬ばっている」〈林芙美子・放浪記〉

てん‐しん【天真】の慣用句

  1. てんしんどくろう【天真独朗】
    • 仏語。無相の一念に悟入すれば、生死の別を離れ宇宙朗然とし、凡身そのままに大覚の域に達するということ。最澄が在唐のとき、道邃(どうすい)から口伝された語という。
  1. てんしんらんまん【天真爛漫】
    • [名・形動]飾ったり気どったりせず、ありのままであること。無邪気で、ほほえましくなるようなさま。「子供のように―な人」
  • てん‐しん【天真】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・が、大竹の柔術は確か天真揚心流だった。

      芥川竜之介「追憶」

    • ・・・父親は云う事を聴かないと、家を追出して古井戸の柳へ縛りつけるぞと怒鳴って、爛たる児童の天真を損う事をば顧みなかった。

      永井荷風「狐」

    • ・・・レ茵   草は嫩く茵に充るに堪う葭短不レ碍レ舸   葭は短く舸も碍げず撥二百冗一以遊   百冗を撥りて以て遊ぶ  中略        中略清和属二首夏一   清和は首夏に属す境勝固天真     境の勝ることは固より天真に・・・

      永井荷風「向嶋」