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いん〔ヰン〕【院】 の意味

  1. [名]
  1. 上皇法皇女院 (にょいん) の御所。転じて、上皇・法皇・女院の尊称。「院の御所」
  1. 貴人の邸宅や別荘。
    • 「その―の桜ことにおもしろし」〈伊勢・八二〉
  1. [接尾]名詞に付く。
  1. 寺の名に添える。「回向院」「寂光院」
  1. 上皇・法皇・女院の諡号 (しごう) などに添える。「後白河院」「建礼門院」
  1. 戒名に添える。中世・近世では、将軍など身分のある人の戒名に限られた。「安国院(=徳川家康)」「台徳院(=徳川秀忠)」
  • いん〔ヰン〕【院】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・喜三郎はその夜、近くにある祥光の門を敲いて和尚に仏事を修して貰った。

      芥川竜之介「或敵打の話」

    • ・・・今年は朝顔の培養に失敗した事、上野の養育の寄附を依頼された事、入梅で書物が大半黴びてしまった事、抱えの車夫が破傷風になった事、都座の西洋手品を見に行った事、蔵前に火事があった事――一々数え立てていたのでは、とても際限がありませんが、中でも・・・

      芥川竜之介「開化の良人」

    • ・・・去年まず検事補に叙せられたのが、今年になって夏のはじめ、新に大審の判事に任ぜられると直ぐに暑中休暇になったが、暑さが厳しい年であったため、痩せるまでの煩いをしたために、が開けてからも二月ばかり病気びきをして、静に療養をしたので、このごろ・・・

      泉鏡花「政談十二社」