[名]正午を知らせる空砲。サイレンの普及する以前の明治初期から昭和初期にかけて行われ、東京では丸の内で鳴らした。
[副]
  1. 弾薬などが炸裂するときや、太鼓を強く打ったときなどに響く、低くて大きい音を表す語。「祝砲が—と鳴り響く」

  1. 音をたてるほど勢いよく押したり、突いたり、ぶつかったりするさま。「肩口を—と突く」

どんぶり」の略。「うな—」「天—」

  1. スペイン・イタリアなどで、男性の姓または姓名の前につける敬称。「—キホーテ」「—ファン」「—ジョバンニ」

  1. 首領。ボス。「政界の—」

[補説]もとは貴族出身を示し、フランスの「ド」、ドイツの「フォン」などに対応する。

[名・形動]

  1. にぶいこと。頭の回転が遅く、動作がのろいこと。また、そのさま。「なんて—な奴だ」

  1. 愚かであること。ばかげていること。また、そのさま。

    1. 「—な事ぢゃぞ、…妹めが居らぬ」〈伎・幼稚子敵討〉

[接頭]名詞に付いて、まさにそれに相当するものであることを強調していうのに用いる。接頭語「ど」をさらに強めた語。「—じり」「—底」「—づまり」
[接尾]《「どの(殿)」の音変化》人名、または人を表す名詞に付いて、軽い敬愛の気持ちを表す。商家などで、同輩または目上の人が奉公人を呼ぶときなどに用いる。「お梅—」「長—(=長吉のこと)」
[補説]九州南部では一般敬称としても用いる。

ベトナムの通貨単位。

[補説]「銅」とも書く。
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