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にい・し〔にひし〕【新し】 の意味

  1. [形シク]あたらしい。
    • 「―・しき鉤 (ち) を作りて兄 (このかみ) に与ふ」〈神代紀・下〉
  • にい・し〔にひし〕【新し】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・た白い天井、赤いモロッコ皮の椅子や長椅子、壁に懸かっているナポレオン一世の肖像画、彫刻のある黒檀の大きな書棚、鏡のついた大理石の煖炉、それからその上に載っている父親の遺愛の松の盆栽――すべてがある古い新しさを感じさせる、陰気なくらいけばけば・・・

      芥川竜之介「開化の良人」

    • ・・・統的小説である身辺小説のように、簡素、単純で、伝統が作った紋切型の中でただ少数の細かいニュアンスを味っているだけにすぎず、詩的であるかも知れないが、散文的な豊富さはなく、大きなロマンや、近代的な虚構の新しさに発展して行く可能性もなく、いって・・・

      織田作之助「大阪の可能性」

    • ・・・という上林暁の攻撃を受け、それは無理からぬことであったが、しかし、上林暁の書いている身辺小説がただ定跡を守るばかりで、手のない時に端の歩を突くなげきもなく、まして、近代小説の端の歩を突く新しさもなかったことは、私にとっては不満であった。

      織田作之助「可能性の文学」