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ぬか‐みそ【×糠味×噌】 の意味

  1. に塩・水を加え、まぜ合わせて発酵させたもの。糠味噌漬けのもとになり、毎日かきまぜて空気を入れ、水分が多くなると新しく糠と塩を足していく。ぬかどこ。

ぬか‐みそ【×糠味×噌】の慣用句

  1. 糠味噌が腐る
    • 悪声であったり調子が外れていたりする歌いぶりをあざけっていう言葉。
  1. ぬかみそじる【糠味噌汁】
    • 古い糠味噌を味噌代わりにして作った、粗末な汁。
    • 《「女郎買いの糠味噌汁」から》家ではけちで、ひどい粗食をすること。
      「身上は―でぐっとやせ」〈[下接句]柳多留・五五〉
  1. ぬかみそづけ【糠味噌漬(け)】
    • 糠味噌にナス・キュウリなどの野菜を漬けた漬物。ぬかづけ。
  1. ぬかみそにょうぼう【糠味噌女房】
    • 家事に追われ所帯じみてしまった妻。また、自分の妻をへりくだっていう語。
  • ぬか‐みそ【×糠味×噌】の例文

    出典:青空文庫

    •      一 掃除をしたり、お菜を煮たり、糠味噌を出したりして、子供等に晩飯を済まさせ、彼はようやく西日の引いた縁側近くへお膳を据えて、淋しい気持で晩酌の盃を嘗めていた。

      葛西善蔵「子をつれて」

    • ・・・私は極端に糠味噌くさい生活をしているので、ことさらにそう思われるのかも知れませんが、五十歳を過ぎた大作家が、おくめんも無く、こんな優しいお手紙をよくも書けたものだと、呆然としました。

      太宰治「風の便り」

    • ・・・などでも日本映画としては相当進歩したものではあろうが、しかし配役があまりに定石的で、あまりに板につき過ぎているためにかえってなんとなくステールな糠味噌のようなにおいがして、せっかくのネオ・リアリズムの「ネオ」がきかなくなるように感ぜられた。

      寺田寅彦「映画雑感(4[#「4」はローマ数字、1-13-24])」