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うき‐な【浮(き)名/憂き名】 の意味

  1. (浮き名)恋愛や情事のうわさ。艶聞 (えんぶん) 。「浮名が立つ」
  1. つらい嫌な評判。悪い評判。「浮き」への連想から、「流す」「川」などを縁語として用いる。
    • 「―を西海の浪 (なみ) に流し」〈平家・二〉

うき‐な【浮(き)名/憂き名】の慣用句

  1. 浮き名を流す
    • 男女の恋愛に関するうわさが世間に広まる。「若い時はさんざん―・したものだ」
  • うき‐な【浮(き)名/憂き名】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・自分の姿を自慢して男えらみ許りしてとうとう夫もきめないで身をぞんざいにしていろいろの浮名をたてられる。

      著:井原西鶴 訳:宮本百合子「元禄時代小説第一巻「本朝二十不孝」ぬきほ(言文一致訳)」

    • ・・・勿論深草を尋ねても鐙はなくって、片鐙の浮名だけが金八の利得になったのである。

      幸田露伴「骨董」

    • ・・・て小春がその歳暮裾曳く弘め、用度をここに仰ぎたてまつれば上げ下げならぬ大吉が二挺三味線つれてその節優遇の意を昭らかにせられたり おしゅんは伝兵衛おさんは茂兵衛小春は俊雄と相場が極まれば望みのごとく浮名は広まり逢うだけが命の四畳半に差向い・・・

      斎藤緑雨「かくれんぼ」