• 意味
  • 例文
  • 慣用句
  • 画像

版籍奉還の解説 - 三省堂 新明解四字熟語辞典

各藩主が、領地と領民を朝廷返還した政治改革。明治二年、木戸孝允きどたかよし、大久保利通おおくぼとしみちらの画策で、薩摩さつま長州土佐・肥前佐賀の各藩主が奉還し、他の藩もこれにならった。▽「版籍」は版図戸籍。転じて、領地とその人民のこと。「奉還」はお返しする意。「版」は「藩」とも書く。
用例
それ以来、明治二年に、版籍奉還して、官有に帰するまでは、代々酒井氏の世襲するところであった。<舟橋聖一・白鷺記>
活用形
〈―スル〉

版籍奉還の解説 - 小学館 デジタル大辞泉

明治2年(1869)全国の各藩主がその土地(版)と人民(籍)とを朝廷返還したこと。明治政府による中央集権強化のための改革で、廃藩置県前提となった。

goo辞書は無料で使える辞書・辞典の検索サービスです。1999年にポータルサイト初の辞書サービスとして提供を開始しました。出版社による信頼性の高い語学辞典(国語辞書、英和辞書、和英辞書、類語辞書、四字熟語、漢字など)と多種多様な専門用語集を配信しています。すべての辞書をまとめて検索する「横断検索」と特定の辞書を検索する「個別検索」が可能です。国語辞書ではニュース記事や青空文庫での言葉の使用例が確認でき、使い方が分からない時に便利です。