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ひと‐かど【一角/一廉】 の意味

  1. [名]
  1. ひときわすぐれていること。いっかど。「一角の人物」
  1. それ相応であること。一人前であること。「一角の理屈を並べ立てる」
  1. 一つの事柄。一つの方面。
  1. [副]相当に。いっぱし。
  • ひと‐かど【一角/一廉】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・ 昆布岳の一角には夕方になるとまた一叢の雲が湧いて、それを目がけて日が沈んで行った。

      有島武郎「カインの末裔」

    • ・・・日本一の大原野の一角、木立の中の家疎に、幅広き街路に草生えて、牛が啼く、馬が走る、自然も人間もどことなく鷹揚でゆったりして、道をゆくにも内地の都会風なせせこましい歩きぶりをしない。

      石川啄木「初めて見たる小樽」

    • ・・・ と、何かさも不平に堪えず、向腹を立てたように言いながら、大出刃の尖で、繊維を掬って、一角のごとく、薄くねっとりと肉を剥がすのが、――遠洋漁業会社と記した、まだ油の新しい、黄色い長提灯の影にひくひくと動く。

      泉鏡花「露肆」