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一つ（ひとつ） とは？ 意味・読み方・使い方

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ひと‐つ【一つ】
の解説

［名］

  1. １ 数の名。自然数のはじめ。いち。

  1. ２

    1. ㋐物などを数えるときの、1個。「りんごを—食べる」「—二つ間違ってもかまわない」「万に—の可能性」

    2. ㋑1杯。器に入った酒・水などにいう。また、少しの量。「冷たい水を—召し上がれ」

      「—参りさうなお顔でござる」〈虎明狂・鍋八撥〉

    3. ㋒年齢の、1歳。「—年を取る」「—半の幼児」

  1. ３ 行為や状態のひとまとまり。副詞的に用いて、少し、の意をも表す。「今日は—気分がすぐれない」「今—調子が出ない」

  1. ４ 同一なこと。同一にすること。「家計を—にする」「—屋根の下に暮らす」

  1. ５ 形や表現は違っていても中身は同じであること。また、似ていること。一体。「全員が心を—にする」「世界は—だ」

  1. ６ 厳密にいえば違うものでも、考えようによってはその範疇に入ること。一種。「これも人生の—だ」「それも—の考えだ」

  1. ７ 他と比べて、一方。また、ある側面。一面。「—にはこういう解釈も成り立つ」

  1. ８ いくつかの事項を列挙するときに見出しとして用いる語。「—、本会は社員をもって構成する」「—、金 (きん) 壱万円也」

  1. ９ 名詞の下に付いて、それ以外にはないことを強調する語。…だけ。「身—で脱出する」「母の手—で育てられる」「行くか行かないかは自分の決心—だ」

  1. 10 （打消しの語を伴って）あるものを代表させて、類似の事柄のすべてを否定する語。…さえも。「ごみ—落ちていない」「あいさつ—できない」「風邪—ひかない」

  1. 11 奈良・平安時代の定時法で、十二辰刻の一つを四等分したものの第一。

  1. 12 第1。順序数の1番目。

    1. 「—には御手を習ひ給へ。次にはきんの御琴を」〈枕・二三〉

［副］

  1. １ これから行動を起こそうとするときに用いる語。ちょっと。さあ。試しに。「—やってみよう」「—歌でもいかがですか」

  1. ２ 軽く依頼するときに用いる語。どうか。「—よろしくお願いします」

下接句

出典：デジタル大辞泉（小学館）

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出典：デジタル大辞泉（小学館）

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2024/12/22 09:00

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