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ふ・れる【触れる】 の意味

  1. [動ラ下一][文]ふ・る[ラ下二]
  1. ㋐ある物が他の物に、瞬間的に、または軽くくっつく。ちょっとさわる。「肩に―・れる」「機雷に―・れる」「外の空気に―・れる」
  1. ㋑脈が反応する。脈拍を指先に感じる。「脈が―・れなくなる」
  1. ㋒(「耳(目)にふれる」の形で)ちょっと耳にしたり見たりする。「人の目に―・れる」「耳に―・れるうわさの数々」
  1. ㋓あることを話題にする。言及する。「食料問題に―・れる」「核心に―・れる」
  1. ㋔ある時期や物事に出あう。「折に―・れて訪れる」「事に―・れてからかわれる」
  1. ㋕規則・法律などに反する。抵触する。「学則に―・れる」「法に―・れる」
  1. ㋖怒りなどの感情を身に受ける。「勘気に―・れる」「怒りに―・れる」
  1. ㋗感動・感銘を受ける。「心の琴線に―・れる」「心に―・れる話」
  1. ㋐物に軽くくっつくようにする。「髪の毛に手を―・れる」「花に手を―・れる」
  1. ㋑広く人々に知らせる。「隣近所に―・れて回る」
  1. 食べ物にちょっと手を付ける。
    • 「朝餉 (あさがれひ) のけしきばかり―・れさせ給ひて」〈・桐壺〉
  1. 触 (さわ) る[用法]

ふ・れる【触れる】の慣用句

  1. 触れなば落ちん風情
    • ちょっと誘えば、意に従いそうな女性のようす。
  • ふ・れる【触れる】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・ ……煙草の煙、草花のにおい、ナイフやフォオクの皿に触れる音、部屋の隅から湧き上る調子外れのカルメンの音楽、――陳はそう云う騒ぎの中に、一杯の麦酒を前にしながら、たった一人茫然と、卓に肘をついている。

      芥川竜之介「影」

    • ・・・熱い指先と冷たい金属とが同時に皮膚に触れると、自制は全く失われてしまった。

      有島武郎「クララの出家」

    • ・・・ 問題に触れるのは、お桂ちゃんの母親で、もう一昨年頃故人の数に入ったが、照降町の背負商いから、やがて宗右衛門町の角地面に問屋となるまで、その大島屋の身代八分は、その人の働きだったと言う。

      泉鏡花「怨霊借用」