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ふん‐しつ【紛失】 の意味

  1. [名](スル)《古くは「ふんじつ」とも》
  1. 物がまぎれてなくなること。また、なくすこと。「重要書類が紛失する」「入館証を紛失する」
  1. 抜け出して逃げること。
    • 「その島を―して来ればこそ、おれが育った土地へも足踏みならず」〈伎・浮名横櫛
  • ふん‐しつ【紛失】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・ 促して尋ねると、意外千万、「そのお金が五百円、その晩お手箪笥の抽斗から出してお使いなさろうとするとすっかり紛失をしていたのでございます、」と句切って、判事の顔を見て婆さんは溜息を吐いたが、小山も驚いたのである。

      泉鏡花「政談十二社」

    • ・・・自分は今これを冷やかに書くが、机の抽斗を開けてみて百円の紙包が紛失しているのを知った時は「オヤ!」と叫けんだきり容易に二の句が出なかった。

      国木田独歩「酒中日記」

    • ・・・誰れかゞ金を紛失した場合、殊更、帳尻を合わしていない者に嫌疑が掛って来た。

      黒島伝治「穴」