出典:gooニュース
「初任給引き上げ」「ベア」は背景に注意! 痛い目を見る前に知っておきたい“高賃金のからくり”
新卒初任給の引き上げや既存社員の賃金ベア(春季労使交渉で決まる賃金のベースアップ)のニュースが増え、足元の雇用環境が改善傾向にあると感じている方も多いと思います。しかし油断は大敵です。最近の賃金高騰の背景には何があるのか、そしてこれから就職や転職活動を行う上で何に注意すべきかを解説します。 ■30年間続いた日本の低賃金は本当に克服されたのか?
24年度、7割がベア実施=賃上げ、中堅・中小に広がり―財務省調査
財務省が22日発表した企業の賃上げ動向調査によると、2024年度に基本給を底上げするベースアップ(ベア)を実施すると答えた企業は70.7%と前年度比6.3ポイント上昇した。規模別では、中堅・中小が8.8ポイント上昇の63.1%と、大企業の伸び(3.2ポイント)を上回った。同省は「賃上げの流れは中堅・中小にも広がっている」と分析する。
24年度ベア、中小企業の63% 8ポイント増、財務省調査
全国の中堅・中小企業の63.1%が、2024年度に基本給を底上げするベースアップ(ベア)を実施したことが、財務省が22日に発表した調査で分かった。ベアがあった中堅・中小企業の割合は23年度の54.3%から8.8ポイント上昇し、人手不足や物価高を背景に賃上げの動きが中小企業にも広がっている実態が明らかになった。
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