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へん‐たい【変態】 の意味

  1. [名](スル)
  1. 形や状態を変えること。また、その形や状態。
  1. 普通の状態と違うこと。異常な、または病的な状態。
    • 「お品は身体に―を来したことを」〈長塚
  1. 性的倒錯があって、性行動が普通とは変わっている状態。変態性欲。
  1. 動物で、幼生から成体になる過程で形態を変えること。おたまじゃくしがカエルに、蛹 (さなぎ) がチョウになるなど。
  1. 植物で、根・茎・葉などが本来の形から変化し、著しく異なる形態をとること。葉がとげとなるなど。
  1. 同じ化学組成で物理的性質の異なる物質の状態。温度変化などによって生じることが多い。単体の場合には同素体という。転位。

へん‐たい【変態】の慣用句

  1. へんたいそくしんホルモン【変態促進ホルモン】
  1. へんたいてん【変態点】
    • 物質が変態する一点の温度と圧力。転移点。
  1. へんたいホルモン【変態ホルモン】
  1. へんたいよう【変態葉】
  • へん‐たい【変態】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・が、幕府が瓦解し時勢が一変し、順風に帆を揚げたような伊藤の運勢が下り坂に向ったのを看取すると、天性の覇気が脱線して桁を外れた変態生活に横流した。

      内田魯庵「淡島椿岳」

    • ・・・ と少し真面目な口調に返り、「則ち女子は生命に倦むということは殆どない、年若い女が時々そんな様子を見せることがある、然しそれは恋に渇しているより生ずる変態たるに過ぎない、幸にしてその恋を得る、その後幾年月かは至極楽しそうだ、真に楽し・・・

      国木田独歩「牛肉と馬鈴薯」

    • ・・・ 権利思想の発達しないのは、東洋の婦人の時代遅れの点もあろうが、われわれはアメリカ婦人のようなのが、婦人として本性にかなった正常な姿ではなく、やはり社会の欠陥から生じた変態であって、われわれは早く東洋的な、理想的国家をつくって、東洋婦人・・・

      倉田百三「愛の問題(夫婦愛)」