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あかし【明石】 の意味

  1. 兵庫県南部、明石海峡に面する市。もと山陽道・四国街道の分岐点の宿駅で、松平氏の城下町。日本標準時子午線の東経135度が通る所に天文科学館がある。人口29.1万(2010)。
  1. 源氏物語第13巻の巻名。光源氏27歳から28歳。須磨から明石への移住、明石の上との恋愛、帰京を描く。

あかし【明石】の慣用句

  1. あかしかいきょう【明石海峡】
  1. あかしかいきょうおおはし【明石海峡大橋】
  1. あかしげんじん【明石原人】
    • 明石市西八木海岸で、昭和6年(1931)直良信夫(なおらのぶお)によって発見された左側腰骨により、かつて日本に住んでいたと主張された原人。更新世前期のものとされたが、標本が戦災で失われたため、確証はない。
  1. あかしし【明石市】
  1. あかしじょう【明石城】
    • 明石市にある旧明石藩の城。元和4年(1618)小笠原忠真が新築、同6年完成。櫓(やぐら)が現存。喜春城。錦江城。
  1. あかしだま【明石玉】
    • 明石から産する、人造のサンゴ。珊瑚珠(さんごじゅ)に似せて作った練り物。ふつう紅色であるが、白・紫・藍(あい)などのものもある。装飾品に用いる。模造珊瑚。
  1. あかしちぢみ【明石縮】
    • 縮の絹織物。縦に生糸、横に右縒(よ)りの強い練り糸を用いた、女性の夏の高級着尺(きじゃく)地。寛文年間(1661~1673)堀次郎将俊(まさとし)(明石次郎)が明石で始めたという。現在は、京都西陣・新潟十日町の産。
  1. あかしのうえ【明石の上】
    • 源氏物語の登場人物。須磨に退居していた光源氏に愛されて、明石の姫君(明石の中宮)を産み、のち娘とともに上京、大堰(おおい)の邸に住む。明石の君。
  1. あかしのちゅうぐう【明石の中宮】
  1. あかしのにゅうどう【明石の入道】
  1. あかしぶね【明石船】
    • 近世、大坂明石間を往来していた小型の乗合帆船。
  1. あかしやき【明石焼(き)】
    • 兵庫県明石市とその周辺で産する陶器。
    • 鶏卵にだし汁・小麦粉・浮粉・タコを加え、丸いくぼみのある鉄鍋で球状に焼いたもの。だし汁につけて食べる。兵庫県明石市の名物で、当地では玉子焼きと呼ぶ。
  • あかし【明石】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・ 黒い毛氈の上に、明石、珊瑚、トンボの青玉が、こつこつと寂びた色で、古い物語を偲ばすもあれば、青毛布の上に、指環、鎖、襟飾、燦爛と光を放つ合成金の、新時代を語るもあり。

      泉鏡花「露肆」

    • 二つ蜻蛉が草の葉に、かやつり草に宿をかり、人目しのぶと思えども、羽はうすものかくされぬ、すきや明石に緋ぢりめん、肌のしろさも浅ましや、・・・

      泉鏡花「縷紅新草」

    • ・・・また眼を転じて此方を見ると、ちら/\と漁火のように、明石の沿岸の町から洩れる火影が波に映っている。

      小川未明「舞子より須磨へ」