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うらみ【恨み/怨み/憾み】 の意味

  1. 他からの仕打ちを不満に思って憤り憎む気持ち。怨恨 (えんこん) 。「あいつには―がある」「―を晴らす」
  1. (憾み)他と比べて不満に思われる点。もの足りなく感じること。「技巧に走りすぎた―がある」
  1. 残念に思う気持ち。心残り。未練。「―の雨」「あの結果を―に思う」
  1. 悲しみ。嘆き。
    • 「行く者の悲しみ、残る者の―」〈奥の細道

うらみ【恨み/怨み/憾み】の慣用句

  1. 恨み骨髄に徹す
    • 《「史記」秦本紀から》恨みが骨のしんまでしみとおる。深い恨みを抱く。
  1. 恨みに報ゆるに徳を以てす
    • 《「老子」63章から》恨みのある者に対しても恩徳で報いる。
  1. 恨みを買う
    • 恨まれる。恨みを受ける。「―・う言動」
  1. 恨みを飲む
    • 《江淹「恨賦」から》恨みの気持ちを心の中にこめている。くやしい気持ちをこらえる。
  1. うらみがお【恨み顔】
    • [名・形動]恨めしそうな顔つき。また、そのさま。
      「『…もうもう恁麼(こんな)ことは聞かせません』と半ばは―なるぞ詮方(せんかた)なき」〈鏡花・照葉狂言〉
  1. うらみごと【恨み言】
    • 恨みをこめた言葉。恨みを述べる言葉。怨言。「―を並べる」
  1. うらみっこ【恨みっこ】
    • 互いに恨むこと。「どういう結果になっても―なしにしよう」
  1. うらみつらみ【恨み辛み】
    • 《「つらみ」は、形容詞「つらい」の語幹に「み」をつけて語調を整えた語》積もり積もった、さまざまの恨み。「―をぶちまける」
  1. うらみぶし【恨み節/怨み節】
    • 恨みを表現する歌詞、暗い感じの曲調を持った歌曲。
    • 恨みを込めた文句。「落選者の―」
  • うらみ【恨み/怨み/憾み】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・今度はそう云う御言葉を、御恨みに思った涙なのです。

      芥川竜之介「俊寛」

    • ・・・今まで誰れの前にも弱味を見せなかったらしいその顔が、恨みを含んでじっとクララを見入っていた。

      有島武郎「クララの出家」

    • ・・・平生の人間に対する憤りと恨みとが、消えたために、自ら危んだのだ。

      著:アンドレーエフレオニード・ニコラーエヴィチ 訳:森鴎外「犬」