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あか‐とき【暁】 の意味

  1. 《「明時 (あかとき) 」の意で、「あかつき」の古形》夜半から明け方までの時刻。また、夜明け方。
    • 「秋の夜は―寒し白たへの妹 (いも) が衣手着むよしもがも」〈・三九四五〉

あか‐とき【暁】の慣用句

  1. あかときくたち【暁降ち】
    • 《「くたち」は動詞「くたつ」の連用形から》夜がその盛りを過ぎて、明け方近いころ。
      「今夜(こよひ)の―鳴く鶴(たづ)の思ひは過ぎず恋こそまされ」〈・二二六九〉
  1. あかときづくよ【暁月夜】
    • あかつきづくよ」に同じ。
      「しぐれ降る―紐解かず恋ふらむ君と居らましものを」〈・二三〇六〉
  1. あかときやみ【暁闇】
    • あかつきやみ」に同じ。
      「夕月夜―の朝影にあが身はなりぬ汝(な)を思ひかねて」〈・二六六四〉
  • あか‐とき【暁】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・何でも夫人の前身は神戸あたりの洋妾だと云う事、一時は三遊亭円を男妾にしていたと云う事、その頃は夫人の全盛時代で金の指環ばかり六つも嵌めていたと云う事、それが二三年前から不義理な借金で、ほとんど首もまわらないと云う事――珍竹林主人はまだこの・・・

      芥川竜之介「開化の良人」

    • ・・・感じの早いあの人は、そう云う私の語から、もし万一約束を守らなかったには、どんなことを私がしでかすか、大方推察のついた事であろう。

      芥川竜之介「袈裟と盛遠」

    • ・・・ 方の三時からゆるい陣痛が起り出して不安が家中に拡がったのは今から思うと七年前の事だ。

      有島武郎「小さき者へ」