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めん‐よう〔‐エウ〕【面妖】 の意味

  1. 《「めいよ(名誉)」の変化した「めいよう」がさらに変化したもの。「面妖」は当て字》
  1. [名・形動]不思議なこと。あやしいこと。また、そのさま。「―なこともあるものだ」
  1. [副]どういうわけか。
    • 「―義太夫を好む者は、気が理屈臭くなりて」〈地獄楽日記・四〉
  • めん‐よう〔‐エウ〕【面妖】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・        三 宇治大納言隆国「なるほどこれは面妖な話じゃ。

      芥川竜之介「竜」

    • ・・・想えばげすの口の端に、掛って知った醜さは、南蛮渡来の豚ですら、見れば反吐をば吐き散らし、千曲川岸の河太郎も、頭の皿に手を置いて、これはこれはと呆れもし、鳥居峠の天狗さえ、鼻うごめいて笑うという、この面妖な旗印、六尺豊かの高さに掲げ、臆面もな・・・

      織田作之助「猿飛佐助」

    • ・・・の老翁に逢い、もし本当に一丈あるんだったら、よほど高い金を出して買ってもよろしい、ひとめ見せてくれ、と懇願したが、老翁はにやりと笑って、いれものを持って来たか、と言ったそうで、実に不愉快、その学者も「面妖の老頭にして、いかぬ老頭なり」とその・・・

      太宰治「黄村先生言行録」