出典:gooニュース
平城京跡で“木簡”約1000点出土 一部は聖武天皇の大嘗祭に関するものか 「大嘗」と明記は初発見
奈良市の平城京跡で、墨で書かれた木片=「木簡」が、新たに約1000点発掘されました。一部は、当時の聖武天皇の大嘗祭に向けた物資に取り付けられていた荷札とみられます。 平城京跡で発掘調査を続ける奈良文化財研究所は、去年10月から調査を進めている平城宮の南側の区画で、1000点以上の木簡が見つかったと発表しました。
平城京で大嘗祭の木簡出土 724年、聖武天皇即位時
平城宮(奈良市)に近い平城京の一等地「左京三条一坊二坪」で見つかった土坑(穴)から「大嘗分」と書かれた木簡が出土したと、奈良文化財研究所が19日、発表した。「大嘗」と記された木簡は初出土。724年に聖武天皇が即位した際の代替わり式「大嘗祭」関連とみられる。土坑からは木簡が千点以上見つかり、秘儀とされる大嘗祭の実態に迫る発見になりそうだ。
国宝・平城宮木簡が1300年ぶり〝里帰り〟 「文字が語る古代のくまもと」開幕 くまもと文学・歴史館
熊本ゆかりの国宝の木簡など古代の文字資料を紹介する特別展「文字が語る古代のくまもと」が15日、熊本市中央区のくまもと文学・歴史館で始まった。同館と熊本県立図書館主催。5月6日まで。入場無料。 平城宮跡(奈良市)や大宰府跡(福岡県太宰府市)から出土した奈良時代の木簡や墨書土器など国宝3点、国重要文化財11点を含む文字資料約110点を展示。
もっと調べる