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あから‐さま の意味

  1. [形動][文][ナリ]
  1. 包み隠さず、明らかなさま。また、露骨なさま。「あからさまに非難する」「あからさまな敵意を示す」
  1. 物事が急に起こるさま。にわかなさま。
    • 「嗔猪 (いかりゐ) 、草中より―に出でて人を逐 (お) ふ」〈雄略紀〉
  1. 一時的なさま。ほんのちょっと。
    • 「をかしげなる稚児 (ちご) の、―にいだきて遊ばしうつくしむほどに」〈・一五一〉
  1. (「あからさまにも」の形で、あとに打消しの語を伴って)かりそめにも。まったく。
    • 「―にもあどなき事をばすまじき事なり」〈著聞集・二〇〉
  • あから‐さまの例文

    出典:青空文庫

    • ・・・今の彼の心にあるものは、修理に対するあからさまな憎しみである。

      芥川竜之介「忠義」

    • ・・・卑しい身分の女などはあからさまに卑猥な言葉をその若い道士に投げつけた。

      有島武郎「クララの出家」

    • ・・・ ついに、あの生活の根調のあからさまに露出した北方植民地の人情は、はなはだしく私の弱い心を傷づけた。

      石川啄木「弓町より」