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あがり【上がり/揚がり】

  1. [名]
  1. 位置・地位・値段などが高くなること。「物価の―が激しい」
  1. 売上高。収入額。または、収穫高。「家賃の―で暮らす」
  1. でき上がること。できぐあい。仕上がり。「―がかんばしくない」「一丁―」
  1. 物事の終わり。「今日は五時で―にする」
  1. 双六 (すごろく) で、駒が最終の所に進んで勝つこと。また、トランプやマージャンなどで、役ができて勝つこと。
  1. 上がり花」の略。
  1. [接尾]
  1. 名詞や動詞の連用形に付いて、その状態が去った後の間もないこと、その名残があるさまを表す。「雨―」「病み―」
  1. 名詞に付いて、もとそういう身分や職業であったことを表す。「役人―」「教員―」
  1. 上がりを請く
    • 安値の時に買い込んで相場の上がった時に売って利益を得る。上がりを得る。
      「金持ちといふは…米の―・け」〈浮・諸艶大鑑・六〉
  1. あがりうま【上がり馬/騰馬】
    • 前足を上げて跳ねる癖のある馬。暴れ馬。跳ね馬。駻馬(かんば)
      「兼時は宮城(みやぎ)といふ高名の―にぞ乗りたりける」〈今昔・二三・二六〉
  1. あがりおり【上がり下り】
    • 上がることと下りること。上がったり下りたりすること。「階段の―」
  1. あがりがまち【上がり框】
    • 玄関などの上がり口に取り付けた横木、あるいは板。
  1. あがりぐち【上がり口】
    • 土間から座敷などに上がる所。
    • 階段や坂などののぼり口。
  1. あがりさがり【上がり下がり】
    • [名](スル)
    • 成績・地位などが上がったり下がったりすること。「業績の―が激しい」
    • 音・値段・価値などが高くなったり低くなったりすること。「株価が―する」
  1. あがりざしき【揚がり座敷】
    • 江戸時代、五百石以下御目見(おめみえ)以上の旗本の未決囚を収容していた幕府の牢屋(ろうや)監房は独居制で、江戸小伝馬町の牢屋敷の一隅にあった。→揚がり屋
  1. あがりしょう【上がり症/上がり性】
    • 人前で極度に緊張しやすい質(たち)であること。
  1. あがりぜん【上がり膳】
    • 人が食べおわって台所へ下げてきた膳。また、神仏へ供えた物を下げた膳。
      「不断行儀強く(=正シク)育つる故に、仮にも―に気を移さず」〈浮・禁短気・二〉
  1. あがりだか【上がり高】
    • 収入。収穫。売上高。
  1. あがりだん【上がり段】
    • 高い所に上るための段。
  1. あがりち【上がり知/上がり地】
    • 江戸時代、幕府や藩に召し上げられた土地。あげち。
  1. あがりなまず【上がり鯰】
    • 《死んだ鯰がぬめりを失う意から》遊蕩に金銭を使い果たした者をいう遊里語。
      「やがて買ひ手を―にせんといへる響きあるぞゆゆしき」〈仮・浮世物語・一〉
  1. あがりば【上がり場】
    • 海や川などの、船から上陸する所。
    • 浴場の、衣服を脱いだり着たりする所。脱衣場。揚がり屋。
  1. あがりはな【上がり端】
    • 《「あがりばな」とも》
    • 家に上がってすぐの所。あがりばた。
    • 物価や威勢などの上がりはじめたところ。「値の―」
  1. あがりばな【上がり花】
    • 料理屋などで、入れたての茶。また、一般に茶。
  1. あがりふじ【上がり藤】
    • 紋所の名。二房の藤の花を、上向きに抱き合わせて輪にした形。→下がり藤
  1. あがりめ【上がり目】
    • 目じりのつり上がった目。「―下がり目、ぐるっと回って猫の目」⇔下がり目
    • 物事の上がりはじめの時。また、そのような状態や兆候。⇔下がり目
  1. あがりもの【上がり物】
    • 神仏への供え物。
    • 飲食物を丁寧にいう語。召し上がり物。
    • 田畑などから収穫した物。
    • 家賃・地代などの収入。
      「貸長屋の百軒も持ちて、―ばかりに」〈一葉大つごもり
    • 官公庁に没収されたもの。
  1. あがりや【揚がり屋】
  1. あがりやしき【上がり屋敷】
    • 江戸時代、犯罪などにより幕府または藩に没収された屋敷。
  1. あがりゆ【上がり湯】
    • 風呂から上がるときに、からだに浴びたりする、湯舟の湯とは別にわかした湯。また、その湯の入った浴槽。陸湯(おかゆ)。かかり湯。