冷血（れいけつ）とは？意味・読み方・使い方

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れい‐けつ【冷血】
の解説

［名・形動］

１冷たい血。⇔温血。

２（爬虫類など）体温調節機能がなく外気温の影響で、通常、人間よりも体温が低いこと。「—動物」

３人間らしい温情に欠けていること。また、そのさま。冷酷。「—な人間」

[補説]書名別項。→冷血

れいけつ【冷血】
の解説

《原題In Cold Blood》カポーティの長編小説。1966年刊。カンザス州で実際に起きた殺人事件を綿密な取材をもとに描いた作品。ノンフィクションノベルの初期の傑作。

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出典：デジタル大辞泉（小学館）

冷血の前後の言葉

冷血の例文(7)

出典：青空文庫

･･･先そのものの機械性、冷血に苦しむ苦しさを、組合としての要求の中に･･･宮本百合子「作家の経験」
･･･活の条件の荒っぽさ、冷血さはおそろしいと思う。更にもう一歩すすん･･･宮本百合子「『静かなる愛』と『諸国の天女』」
･･･らしさとひきかえに、冷血になったり、利己的になったりしないで･･･宮本百合子「社会と人間の成長」

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