• で始まる
  • で一致する
  • で終わる
  • を説明文に含む
  • を見出しに含む

あき‐くさ【秋草】 の意味

  1. 秋に花が咲く草の総称。 秋》「―をごったにつかね供へけり/万太郎

あき‐くさ【秋草】の慣用句

  1. あきくさの【秋草の】
    • [枕]上代の呪術(じゅじゅつ)信仰の一つとして草を結んで幸福を祈るところから、「結ぶ」にかかる。
      「―結びしひもを解くは悲しも」〈・一六一二〉
  • あき‐くさ【秋草】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・そう云えばもう一つ、その頭の上の盆提灯が、豊かな胴へ秋草の模様をほんのりと明く浮かせた向うに、雨上りの空がむら雲をだだ黒く一面に乱していたのも、やはり妙に身にしみて、忘れる事が出来ません。

      芥川竜之介「妖婆」

    • ・・・娘の帯の、銀の露の秋草に、円髷の帯の、浅葱に染めた色絵の蛍が、飛交って、茄子畑へ綺麗にうつり、すいと消え、ぱっと咲いた。

      泉鏡花「貝の穴に河童の居る事」

    • ・・・……地蔵が化けて月のむら雨に托鉢をめさるるごとく、影朧に、のほのほと並んだ時は、陰気が、緋の毛氈の座を圧して、金銀のひらめく扇子の、秋草の、露も砂子も暗かった。

      泉鏡花「木の子説法」