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あきず〔あきづ〕【秋津/蜻蛉】 の意味

  • あきず〔あきづ〕【秋津/蜻蛉】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・ちょうど、夏川の水から生まれる黒蜻蛉の羽のような、おののきやすい少年の心は、そのたびに新たな驚異の眸を見はらずにはいられないのである。

      芥川竜之介「大川の水」

    • ・・・その草の中を、あたかも、ひらひら、と、ものの現のように、いま生れたらしい蜻蛉が、群青の絹糸に、薄浅葱の結び玉を目にして、綾の白銀の羅を翼に縫い、ひらひら、と流の方へ、葉うつりを低くして、牡丹に誘われたように、道を伝った。

      泉鏡花「燈明之巻」

    • ・・・小児の時は、日盛に蜻蛉を釣ったと、炎天に打つかる気で、そのまま日盛を散歩した。

      泉鏡花「二、三羽――十二、三羽」