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えん‐きん〔ヱン‐〕【遠近】 の意味

  1. 遠い所と近い所。遠いことと近いこと。「遠近を問わず、多くの人々が集まる」

えん‐きん〔ヱン‐〕【遠近】の慣用句

  1. えんきんかん【遠近感】
    • 奥行きや遠近の距離の違いが感じられること。「―のある絵」
  1. えんきんほう【遠近法】
    • 絵画で距離感を表現する方法。遠上近下の位置や遠小近大の透視図法、また色調の変化などで表す。パースペクティブ。
  1. えんきんほせい【遠近補正】
  1. えんきんりょうよう【遠近両用】
  • えん‐きん〔ヱン‐〕【遠近】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・水に臨んだ紅葉の村、谷を埋めている白雲の群、それから遠近に側立った、屏風のような数峯の青、――たちまち私の眼の前には、大癡老人が造りだした、天地よりもさらに霊妙な小天地が浮び上ったのです。

      芥川竜之介「秋山図」

    • ある時は、遠近の一番鶏が啼く頃になっても、まだ来ない。

      芥川竜之介「貉」

    •  遠近の樹立も、森も、日盛に煙のごとく、重る屋根に山も低い。

      泉鏡花「瓜の涙」