出典:gooニュース
米アップル取締役会、多様性プログラム堅持を株主に推奨 DEI離れに追随せず
【AFP=時事】米IT大手アップルの取締役会は株主に対し、来月末に開かれる株主総会で「多様性・公平性・包括性」プログラムを打ち切る提案に反対票を投じるよう推奨した。米国ではマクドナルド、フォード、ウォルマート、メタなど大手企業の間でDEIプログラム離れの動きが相次いでいるが、アップル取締役会はそうした流れに追随しない姿勢を打ち出した形だ。
メタとアマゾン、多様性対策を廃止 トランプ大統領就任前に
だが、各社は多様性を尊重する動きを縮小させている。メタは10日、従業員向けの社内通知で、採用や社員教育、取引先の選定を含め、DEI(多様性、公平性、包摂性)に関する取り組みを廃止すると明らかにした。メタは2週間もたたないうちに、米国で投稿内容の真偽を検証するファクトチェックを廃止し、著名な共和党員のジョエル・カプラン氏を渉外担当の責任者に任命。
米メタ、多様性確保の目標廃止へ トランプ氏と歩調合わせる
米メタ(旧フェイスブック)は、多様性や公平性の確保に向けた目標を廃止する。トランプ次期政権が、DEI(多様性、公平性、包摂性)の取り組みを否定する姿勢を見せており、米企業で歩調を合わせる動きが相次いでいる。リベラルな価値観が強いIT企業にも広がってきた。 メタの方針転換について、複数の米メディアが伝えた。
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