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おく‐めん【臆面】 の意味

  1. 気後れした顔つき。臆したようす。「臆面もなくしゃしゃり出る」
  • おく‐めん【臆面】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・ 人ごみの処をおしもおされもせず、これも夫婦の深切と、嬉しいにつけて気が勇みますので、臆面もなく別の待合へ入りましたが、誰も居りません、あすこはまた一倍立派でございますね、西洋の緞子みたような綾で張詰めました、腰をかけますとふわりと沈ん・・・

      泉鏡花「政談十二社」

    • ・・・ 満蔵は臆面もなくそんなことを言って濁笑いをやってる。

      伊藤左千夫「隣の嫁」

    • ・・・た醜さは、南蛮渡来の豚ですら、見れば反吐をば吐き散らし、千曲川岸の河太郎も、頭の皿に手を置いて、これはこれはと呆れもし、鳥居峠の天狗さえ、鼻うごめいて笑うという、この面妖な旗印、六尺豊かの高さに掲げ、臆面もなく白昼を振りかざして痴けの沙汰。

      織田作之助「猿飛佐助」