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おくり【送り】 の意味

  1. 物品などを送ること。「被災地送りの物資」
  1. 人を送ってゆくこと。また、人を見送ること。「送りの車」
  1. 管轄を移すこと。「検察庁送り」
  1. 死者を守って墓所まで行くこと。葬送。「野辺の送り」
  1. 次へ移すこと。「ひざ送り」「活字の送り」
  1. 工作機械で、加工工具などを移動させる距離。
  1. 送り状」の略。
  1. 送り仮名」の略。
  1. 義太夫節で、場面の変わり目や登場人物の出入りなどに用いられる節。
  1. 10 歌舞伎で、役者が引っ込むときなどに奏する下座 (げざ) 音楽
  1. 11 謡曲で、2拍を一連とする拍子。

おくり【送り】の慣用句

  1. おくりあし【送り足】
    • 相撲で、相手をつり上げたまま、自分から土俵外へ踏み出した足。負けにはならない。
    • 柔道で、相手の足の動きに合わせ、自分も動くこと。
    • 剣道で、片足を踏み出したあと、すぐ他の足を引きつける足さばき。
    • 貴人の面前に目録などを持参するとき、敷居ぎわで一度足を引いて踏み直してから越えていく足の運び。
  1. おくりあり【送り蟻】
  1. おくりおおかみ【送り狼】
    • 親切を装って女性を送っていき、途中ですきがあれば乱暴を働こうとする危険な男。
    • 山中などで、人のあとをつけてきて、すきをみて害を加えると考えられていた狼。
  1. おくりがな【送り仮名】
    • 言葉を漢字を使って書き表す場合に、誤読を避け読みやすくするために、その漢字に添える仮名。「明かり」「明るい」「明ける」「明らか」の「かり」「るい」「ける」「らか」の類。送り。
    • 漢文の訓読を助けるために、漢字の右下に小さく添える仮名。片仮名で活用語尾や助詞・助動詞などを添える。添え仮名。捨て仮名。
  1. おくりぎょう【送り経】
    • 盂蘭盆(うらぼん)の最終日に、親族の霊を送り出すときに読む経。
  1. おくりさき【送り先】
    • 送り届ける人や場所。宛先。届け先。
  1. おくりざる【送り猿】
    • 戸締まり用ので、戸の上方に取り付けた縦猿を上げたあとに、下がらないように横に差し込む木片。寄せ猿。
  1. おくりさんじゅう【送り三重】
  1. おくりじ【送り字】
  1. おくりじょう【送り状】
    • 商品発送の際に、荷送人が荷受人に対して作成する発送貨物の明細書。仕切り状。
    • 船積書類の一。外国貿易で、荷送人が荷受人に対して作成する明細書で、商品名・数量・価格・運賃・保険料・引渡条件などの諸明細を記載した商用文書。インボイス。仕切り状。
  1. おくりぜん【送り膳】
    • 供応の席に欠席した人に、出席した人と同じ料理を送り届けること。また、その料理。
  1. おくりそうち【送り装置】
    • 工作機械で、刃物または加工する物を取り付けた台を、縦や横方向に移動させる装置。
  1. おくりたおし【送り倒し】
    • 相撲のきまり手の一。相手の後ろにまわって、押すか寄るかして土俵内で倒す技。
  1. おくりだし【送り出し】
    • 相撲のきまり手の一。相手の攻めをかわし、背を見せた相手を押すか突くかして土俵外に出す技。
  1. おくりづゆ【送り梅雨】
    • 梅雨明けのころの雨。雷を伴うことが多く、集中豪雨になることもある。
  1. おくりて【送り手】
    • 送る側の人。物・金銭・情報などの発送者・発信者。⇔受け手
  1. おくりぬし【送り主】
    • 人に金銭や品物を送った人。発送者。
  1. おくりバント【送りバント】
    • 野球で、走者を二塁または三塁に進塁させるためのバント。
  1. おくりび【送り火】
    • 盂蘭盆(うらぼん)の最終日、親族の霊を送るために門前などでたく火。門火(かどび) 秋》「―のあとは此世の蚊遣哉/也有」⇔迎え火
  1. おくりぶみ【送り文】
    • 品物を送るとき、添えてやる文書。送り状。
      「政所(まどころ)の―添へてあり」〈かげろふ・下〉
  1. おくりぼん【送り盆】
  1. おくりむかえ【送り迎え】
    • [名](スル)人を送ったり迎えたりすること。送迎(そうげい)。「バスで園児を―する」
  • おくり【送り】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・Mは彼の通り過ぎた後、ちょっと僕に微苦笑を送り、「あいつ、嫣然として笑ったな。

      芥川竜之介「海のほとり」

    • ・・・の字病院へ送り、(向うからとりに来てもらってもよろしく御座このけい約書とひきかえに二百円おもらい下され度、その金で「あ」の字の旦那〔これはわたしの宿の主人です。

      芥川竜之介「温泉だより」

    • ・・・しかし王子は次の日も次の日も今まで長い間見て知っている貧しい正直な人や苦しんでいるえらい人やに自分のからだの金を送りますので、燕はなかなか南に帰るひまがありません。

      有島武郎「燕と王子」