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おち‐こち〔をち‐〕【近】 の意味

  1. 遠い所と近い所。あちらこちら。
  1. 将来と現在。昔と今。
    • 「またまつく―兼ねて言 (こと) は言へど逢ひて後こそ悔いはありといへ」〈・六七四〉

おち‐こち〔をち‐〕【近】の慣用句

  1. おちこちびと【遠近人】
    • あちこちの人。
      「信濃(しなの)なる浅間の嶽(たけ)に立つけぶり―の見やはとがめぬ」〈伊勢・八〉
  • おち‐こち〔をち‐〕【近】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・水に臨んだ紅葉の村、谷を埋めている白雲の群、それから遠近に側立った、屏風のような数峯の青、――たちまち私の眼の前には、大癡老人が造りだした、天地よりもさらに霊妙な小天地が浮び上ったのです。

      芥川竜之介「秋山図」

    • ある時は、遠近の一番鶏が啼く頃になっても、まだ来ない。

      芥川竜之介「貉」

    •  遠近の樹立も、森も、日盛に煙のごとく、重る屋根に山も低い。

      泉鏡花「瓜の涙」