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あこぎ【××漕】 の意味

  1. [名・形動]《禁漁地である阿漕ヶ浦で、ある漁師がたびたび密漁をして捕らえられたという伝説から》
  1. しつこく、ずうずうしいこと。義理人情に欠けあくどいこと。特に、無慈悲に金品をむさぼること。また、そのさま。「阿漕な商売」「阿漕なまねをする」
  1. たび重なること。
    • 「阿漕のあまの―にも過ぎにし方を思ひ出でて」〈浄・丹波与作
  1. [補説]曲名別項。→阿漕
  • あこぎ【××漕】の例文

    出典:青空文庫

    • 阿漕でも小松でもかまいません。

      芥川竜之介「二人小町」

    • ・・・家数四五軒も転がして、はい、さようならは阿漕だろう。

      泉鏡花「菎蒻本」

    • ・・・元来己を捨てるということは、道徳から云えばやむをえず不徳も犯そうし、知識から云えば己の程度を下げて無知な事も云おうし、人情から云えば己の義理を低くして阿漕な仕打もしようし、趣味から云えば己の芸術眼を下げて下劣な好尚に投じようし、十中八九の場・・・

      夏目漱石「道楽と職業」