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あさ・い【浅い】 の意味

  1. [形][文]あさ・し[ク]
  1. 表面から底まで、また入り口から奥までの距離が短い。深さが少ない。「浅い池」「浅い鍋 (なべ) 」「浅い洞窟 (どうくつ) 」⇔深い
  1. 物事の程度や分量、また、かかわりなどが少ない。「傷は浅い」「経験が浅い」「眠りが浅い」「つきあいが浅い」⇔深い
  1. その状態になってから日数や時間が少ししかたっていない。「勤めてから日が浅い」「春まだ浅い」「夜もまだ浅い時刻」
  1. 色が薄い。淡い。「浅い緑」⇔深い
  1. 香りが淡い。
    • 「―・からず染 (し) めたる紫の紙に」〈・明石〉
  1. 位や家柄が低い。
    • 「九条殿の君達は、まだ御位ども―・ければ」〈栄花・月の宴〉
  1. 情愛がうすい。
    • 「当時の博士、あはれ―・く貪欲深くして」〈宇津保・祭の使〉
  1. [派生]あささ[名]あさみ[名]
  • あさ・い【浅い】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・その六人が六人とも、五十歳以上の老人ばかり揃っていたせいか、まだ春の浅い座敷の中は、肌寒いばかりにもの静である。

      芥川竜之介「或日の大石内蔵助」

    • ・・・自分が子供の時に比べれば、河の流れも変わり、芦荻の茂った所々の砂洲も、跡かたなく埋められてしまったが、この二つの渡しだけは、同じような底の浅い舟に、同じような老人の船頭をのせて、岸の柳の葉のように青い河の水を、今も変わりなく日に幾度か横ぎっ・・・

      芥川竜之介「大川の水」

    • ・・・泳ぎの上手なMも少し気味悪そうに陸の方を向いていくらかでも浅い所まで遁げようとした位でした。

      有島武郎「溺れかけた兄妹」