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あざぶ【麻布】 の意味

  1. 東京都港区の地名。江戸時代は大名屋敷・寺社が、明治以降は外国の公館が多い。もと東京市の区名。

あざぶ【麻布】の慣用句

  1. 麻布で気が知れぬ
    • 江戸の麻布には六本木という地名があるが、それにあたる木がないところから、「木が知れぬ」に「気が知れぬ」を通わせたしゃれ。
  1. あざぶだいがく【麻布大学】
    • 神奈川県相模原市にある私立大学。明治23年(1890)開設の東京獣医講習所に始まる。昭和25年(1950)麻布獣医科大学として発足。昭和55年(1980)現校名に改称。
  • あざぶ【麻布】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・――ところで、とぼけきった興は尽きず、神巫の鈴から思いついて、古びた玩弄品屋の店で、ありあわせたこの雀を買ったのがはじまりで、笛吹はかつて、麻布辺の大資産家で、郷土民俗の趣味と、研究と、地鎮祭をかねて、飛騨、三河、信濃の国々の谷谷谷深く相交・・・

      泉鏡花「貝の穴に河童の居る事」

    • ・・・私は、当日、小作の挿画のために、場所の実写を誂えるのに同行して、麻布我善坊から、狸穴辺――化けるのかと、すぐまたおなかまから苦情が出そうである。

      泉鏡花「木の子説法」

    • ・・・ ある日も私は次郎と連れだって、麻布笄町から高樹町あたりをさんざんさがし回ったあげく、住み心地のよさそうな借家も見当たらずじまいに、むなしく植木坂のほうへ帰って行った。

      島崎藤村「嵐」