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あざみ【×薊】 の意味

  1. キク科アザミ属の多年草の総称。葉に多くの切れ込みやとげがある。花は、多数の細い管状の紅紫色の小花からなる頭状花。ノアザミフジアザミなど多くの種類がある。刺草 (しそう) 。 夏》「妻が持つ薊の棘 (とげ) を手に感ず/草城

あざみ【×薊】の慣用句

  1. あざみうま【薊馬】
    • アザミウマ目の昆虫の総称。体長0.5~8ミリで、細長い。翅(はね)は退化して細く、周縁にふさ毛を列生する。ネギアザミウマなど野菜の害虫も含まれる。総翅(そうし)類。
  1. あざみげし【薊芥子】
    • ケシ科の一年草。高さ約70センチ。葉はアザミに似て深く切れ込み、縁のぎざぎざの先がとげになり、葉面に白い斑がある。夏、ケシに似た黄色い花を開く。メキシコの原産で、江戸時代に渡来した。観賞用。 夏》
  • あざみ【×薊】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・ その杉を、右の方へ、山道が樹がくれに続いて、木の根、岩角、雑草が人の脊より高く生乱れ、どくだみの香深く、が凄じく咲き、野茨の花の白いのも、時ならぬ黄昏の仄明るさに、人の目を迷わして、行手を遮る趣がある。

      泉鏡花「貝の穴に河童の居る事」

    • ・・・……あなたはここをお立ちになると、もうその時から、私なぞは、山の鳥です、野のです。

      泉鏡花「鷭狩」

    • ・・・コオトも着ないで、着衣のお召で包むも惜しい、色の清く白いのが、片手に、お京――その母の墓へ手向ける、小菊の黄菊と白菊と、あれは侘しくて、こちこちと寂しいが、土地がら、今時はお定りの俗に称うる坊さん花、の軟いような樺紫の小鶏頭を、一束にして・・・

      泉鏡花「縷紅新草」